5月1日を祝日にするだけで自動的に10連休が成立
2019年のゴールデンウィークは2019年4月27日(土)から5月6日(月)まで10連休となります。
株式市場もお休みとなり、日本の株式市場の歴史上、最長の連休となります。
ちなみに今回、表面的に追加した祝日は新天皇に即位される5月1日のみです。
残りは規則通りの取り扱いとしただけで祝日が増え10連休となっています。
元々のカレンダーはこちらです。
本来は「3連休+3営業日+4連休」のスケジュールでした。
3営業日の真ん中の5月1日を祝日にすることで、4月30日と5月2日が祝日になりました。
法律で前日と翌日の両方を国民の祝日に挟まれた平日は休日となることになっているためです。
その結果このような10連休となりました。
市場参加者の中では10日間も売買できないことを嫌い、事前にポジションを落とす動きが出るのではないかと言われています。
米国市場は6営業日オープン + 2つの重要イベント
それでは、この間の米国市場はどうなっているかというと、米国市場はカレンダー通りで土日以外の6営業日がオープンしています。
日本株は米国株式市場の影響を大きく受けますが、6営業日分の変動が5月7日(火)に一気に反映されることになります。
またタイミングの悪いことに、4/30と5/1はFOMCが開催され、5/3は雇用統計が発表されます。
金融関連の2大イベントがこの間に含まれています。
これらを考えるとゴールデンウィーク前はポジションを落とす動きが出るのも仕方ないように感じます。
CFDの取引は可能
10連休の期間中、東京証券取引所や東京商品取引所は全てお休みとなります。
しかし、今は昔と違いCFDなど様々な形態の取引が解放されています。
CFDであれば土日以外は祝日でも取引が可能です。
CFDは株式はもちろん債券や為替取引(FX)も可能です。
- CFDについての詳しい説明はこちらをご覧ください:CFDを分かりやすく説明 - ファイナンシャルスター
日本株関連であれば取引所CFDである「くりっく株365」の日経平均取引が有名です。
「くりっく株365」取引される東京金融取引所はゴールデンウィーク期間中、土日のみお休みで祝日は取引可能です。
ショートポジション(空売り)も可能ですので、今年のGWのように日本の祝日が続くときでもリスク管理に使えます。
「くりっく株365」は日経平均をはじめ、NYダウ(米国株)、DAX(ドイツ株)、FTSE100(英国株)が取引対象です。
(店頭CFDを含めると)投資対象が幅広く、ショートポジション(空売り)も可能で、取引コストも安いCFDは取引ができるように準備しておいても良いかもしれません。