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米国リート・グローバルリート

米国リート投信と米国リートETFのパフォーマンス比較(2017年5月)

2017年5月25日

米国リートやグローバルリートの投信が人気で、投信運用残高の上位に多くのファンドがランクインしています。

これらは一般的な公募投信ですのでコストはそれなりにかかります。

一方、最近では大半の資産クラスでETFが存在します。

もちろん米国リートにもETFがあり、日本の投資家が購入できるETFとして「iシェアーズ米国リート・不動産株ETF(ダウ・ジョーンズ米国不動産)」があります。

このETFは東証上場と海外上場があります。

手軽に円建てで投資したい方は東証上場の「1590」、ドル建てで投資したい方は海外ETFである「IYR」に投資できます。

信託報酬は共に044%です。

公募投信の信託報酬はフィデリティ・USリート・ファンドが1.512%、新光US-REITオープン(愛称:ゼウス)が1.6524%、ダイワ・US-REIT・オープンが1.6416%です。

さらに公募投信の場合は1%~3%程度の販売手数料もかかります。(ETFも株式の委託手数料がかかりますが、割高な海外ETFでも1%未満となることが大半です)

よって、コスト面では圧倒的にETFが優位となります。

ではパフォーマンスはどうでしょうか?

過去1年(円建てトータルリターン、2017/4/28基準)

  • IYR(ETF):+11.99%
  • フィデリティ・USリート・ファンド:+5.98%
  • 新光US-REITオープン(愛称:ゼウス):+4.40%
  • ダイワ・US-REIT・オープン:+4.86%

過去3年(円建てトータルリターン、2017/4/28基準)

  • IYR(ETF):+39.23%
  • フィデリティ・USリート・ファンド:+39.17%
  • 新光US-REITオープン(愛称:ゼウス):+32.11%
  • ダイワ・US-REIT・オープン:+35.86%

全てIYR(ETF)が上回っています。

販売手数料を考慮するとさらに差が広がります。

高いコストをかけてアクティブ運用をしている意味がありません。

コストが安くてパフォーマンスが良いのであれば本来はETFを購入すべきでしょう。

ETFは証券会社であればどこでも買えます。

それにも拘わらず公募投信がこれだけ売れているのは、やはり「毎月分配」や「高い分配金利回り」の部分に付加価値があるということでしょうか。

それとも投信を販売している金融機関の都合によるものでしょうか?

高い分配金を受け取りたいニーズは確かにあります。

それであれば、少なくとも分配型のインデックスファンドにしてもう少しコストを低くすべきです。

それであれば違和感はありません。

米国リートという資産クラス自体は悪くないので、余計なこと(アクティブ運用)はしない方が良いと思います。

大間のマグロをバターで炒めて、天ぷらにするようなものです。

料理人(ファンドマネージャー)が素材をダメにしてしまっています。

-米国リート・グローバルリート