投信・ETF(債券型)

円債ファンドをなぜ買うか

投稿日:2017年3月24日 更新日:

円債ファンドとはその名の通り、円建ての国債や社債に投資する投信です。

代表的な円債ファンドとして、「ダイワ日本国債ファンド」や「東京海上・円建投資適格債ファンド(円債くん)」があります。

ダイワ日本国債ファンドは純資産が約3,500億円あり、円債くんは約500億円ですがマザーファンドは約3,000億円あります。

2017年3月現在のポートフォリオの条件はこのような感じです。

ダイワ日本国債ファンド

  • 最終利回り:0.0%(信託報酬控除後:−0.2%)
  • デュレーション:6.7年

円債くん

  • 最終利回り:0.36%(信託報酬控除後:−0.2%)
  • デュレーション:9.4年

共に信託報酬控除後の利回りはマイナスですので、ここから利益を上げるには、日本の長期金利が今以上に低下する必要があります。

逆に金利が上昇するとデュレーションの割合だけ債券価格は下落します。

既にゼロ金利の中、これ以上金利が低下しないと損をしてしまう商品に投資をするのはどう考えてもおかしくありませんか?

現在、日本の長期金利は日銀のイールドカーブコントロールで調整されており、すぐに大きく変動する可能性は低いですが、日本の金利水準を考えた場合、将来どうなるかというと、一般的には金利が上がる方向になると考えられます。

もちろん日本のデフレ脱却が進まず、長期金利が大きくマイナスになる可能性もあると思います。

しかし、リスクリターンの観点で見るとリターンはある程度限られ、リスクは相応にあります。

保有する合理性があるとすれば、アセットアロケーションの一部として株式との分散のためであれば考えられます。(ただしこれも本質的には意味がありませんが)

もしそうではない場合は、リターンを上げられる可能性がほとんどないにも関わらず、それなりのリスクを負っていることになります。

資金シフトを検討しても良いかもしれません。

この手の投資信託は投資家が自ら選択して購入するのではなく、金融機関のあまりよく分かっていない営業担当者が過去のトラックレコードを見せながら勧めて購入するケースが大半です。

これまでは超長期で金利が低下してきた局面が続いてきました。つまり、債券価格は超長期で上昇してきたわけです。

そして既にゼロ金利です。

一度、しっかりと分析・見直しをすることをお勧めします。

ダイワ日本国債ファンドの詳しい内容はこちら!

円債くんの詳しい内容はこちら!

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