サッカーワールドカップロシア大会で日本が見事、決勝トーナメントに勝ち進みました。
ワールドカップ出場32ヶ国はサッカーではトップレベルの国々ですが、経済的な面でどのようなレベルにあるのか気になりましたので調べてみました。
下記に出場32ヶ国のFIFAランキング、名目GDP、1人当たりGDP、人口のランキングを掲載します。
FIFAランキングはサッカーの上手さ、名目GDPは経済規模、1人当たりGDPは国の成長度合い(生産性)を表しています。
また、人口は一概には言えませんが、その国の経済的なポテンシャルを表します。
FIFAランキングでトップ3の国と日本の部分は見やすいように色付けしてあります。
日本と2-2で引き分け、フェアプレーポイントの差で決勝トーナメント進出を逃したセネガルはGDPと1人当たりGDPが最も小さい国です。
国の成長度合いを表す1人当たりGDPは954ドルと日本の1960年代の水準です。
それでもサッカーではFIFAランキングで21位とかなり上位です。
最も人口が少ないのはアイスランドでアルゼンチン・クロアチア・ナイジェリアと戦い1分け2敗で予選敗退となりましたが、人口が34万人しかいないのにFIFAランク22位でワールドカップに出場するのは凄いと思います。
ちなみに日本の都道府県で最も人口が少ない鳥取県でも56万人です。
34万ですと北海道の旭川市と同じ水準です。
アイスランドは人口だけでみると旭川選抜と同じということになります。
ベルギー、ポルトガル、デンマークなども人口が少ないにもかかわらず、サッカーでは常にトップレベルを維持しています。
周辺に強豪国が多くあることなど要因は色々あると思いますが、サッカーは文化や環境が大きく影響するのでしょうか。
もしくは、学力などでも言われますが、本当のトップクラスのレベルはその国の人口(ユニバースの大きさ)とはそれほど関連性がないということかもしれません。
最後にサッカーのFIFAランキングはどうしてもアジアの国々が低くなってしまいます。
ランキング上位との対戦が相対的に少ないため仕方がない面もありますが、今回のワールドカップでも決勝トーナメントに進んだ日本などはもう少し上位でも良いと感じます。
こうやって世界の国々を比較するのも面白いと思いませんか。