就職活動をしている人の中にはそろそろ内定や内々定をもらっている人も出てきているころではないでしょうか?
今回は特に証券会社、もしくは資産運用のアドバイスを行う会社に内定した方向けにアドバイスを送りたいと思います。
言いたいことは簡単で残りの学生生活を充実したものにして欲しいということです。
もちろん、たくさん遊びましょうということではありません。
残りの数ヶ月間は今後、何十年後かにリタイアするまで得ることができない「自由な時間」があります。
これを有効に使ってビジネスマンとして成功するために準備するか否かで今後、何十年間もの生活が変わってきます。
やるべき準備としてはいくつか考えられます。
先ず候補に上がるのは海外留学です。
大学の授業の問題やコストの問題がありますがこれは社会人になると2度とできません。
英語が話せるとステップアップする際の幅が格段に広がります。
よって、可能であれば海外留学はやるべきだと思います。親から借金できる人は借りてでも海外留学すべきです。
もちろん遊びに行くわけではないので、ホームステイで英語を話さなければならない環境にすべきです。
海外留学以外では金融知識をつけるための勉強や資格取得などがありますが詳細はこちらを参照してください。
アナリストやFPの勉強など色々書いてあると思いますが、その中でも最もやって欲しいのは、自身で証券取引をやってみることです。
入社する会社以外の口座はもちろん入社時までに解約する必要がありますが、数ヶ月でも自分のお金で運用してみるべきです。
自分のお金を投資すると真剣度合いが違ってきます。
信じられないと思いますが、証券会社の社員の中で自分のお金での運用経験がない人はかなりいます。
金融庁の森長官が同じような話を書籍の中でコメントしていましたが、投資経験がない営業マンが顧客に何百万円、何千万円の投信や仕組債を提案しています。
ただし、このような人は金融マンとして成功する確率が極めて低いです。何故なら話の内容が薄いからです。
- 運転免許を持っていない自動車の営業マン
- 旅行に行かない旅行会社の営業マン
もし、こんな人がいても話を聞きたいと思いませんよね。
是非、一度自分の大切なお金で真剣に運用してみましょう。
様々な失敗を経験する事で学ぶことは多いと思います。
その上で、投資・運用が好きになれれば間違いなく一流になれます。