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MLPの現状分析と投資戦略(2017年4月)

2017年4月27日

MLPの収益は本来、原油価格に影響されないアセットクラスと言われています。

厳密にはMLPは上流(開発)、中流(貯蔵・輸送)、下流(販売)に分類することができます

上流MLPは原油価格の影響を受けますが、MLP市場の80%以上を占める中流MLPは原油価格の影響を受けません。

実際、原油価格が上下に大きく変動している中、MLP市場全体の配当は1999年~2016年まで連続で増配しています。

ITバブル崩壊後やリーマンショック後といった、歴史的なショック時でも増配を維持しています。

これは、かなり凄いと言えます。

しかし、原油価格が大きく下落すると、どうしてもイメージでMLPも売られてしまいます。

2014年中旬~2016年2月にかけて原油価格が1バレル=110ドル前後から1バレル=25ドルまで下落した局面では、アレリアンMLPインデックスが540から200まで下落しました。

2017年4月現在は原油価格が50ドル前後まで回復したこともあり、アレリアンMLPインデックスも320前後まで回復しています。

そして、現在の水準で配当利回りは7%あります。

以前の540という水準自体が高すぎたという指摘もありますが、感覚的に現在のレベルは悪くないと考えられます。

2017年4月の第1四半期決算では26あるMLPのうち減配はゼロで半分近くが増配となっており、引き続きMLPの業績は順調です。

また、トランプ大統領はMLP寄りの政策をとっていることから当面、業績的にも追い風となる見通しです。

リスクがあるとすれば上記の通り直接的には影響はないのですが、原油価格が下落し、そのイメージで売られてしまうケースです。

現在の原油価格は1バレル=50ドル前後とそれほど高い位置にはいないため、多少下落しても影響は限定的と考えられます。

逆に地政学リスク等で原油価格がもう一段上昇することがあれば、MLPにとって更なる追い風となる可能性があります。

MLPの配当利回りの過去10年平均は6.5%です。

平常時はハイイールド債と同程度の利回りのことが多く、現在の米国ハイイールド債の利回りは6.0%程度です。

よって、6%台前半が現在の適正利回りと言えそうです。

現在の7%の配当利回りから逆算すると、価格にして15%程度の上昇余地です。

7%のインカム収入を得ながらフェアバリューに戻るだけで15%のキャピタルゲインも得られるということです。

7%の配当利回りであれば為替リスクをヘッジしたコースで購入することも1つの選択肢となります。

MLPの詳しい仕組みやセールストークはこちらを参照してください!

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