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2018年びっくり予想はこれで決まり<インフレ率2%達成でバラ色の相場環境に>

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希望も込めて2018年のびっくり予想を掲載します。

日本のインフレ率2%達成で日経平均が過去最高値更新もありえる

追い風として原油価格が1バレル=80ドル前後まで上昇するなど、グローバル経済の恩恵も受けながらインフレ率2%を達成。

そうすると日本のゼロ金利はもう少し続くとして、名目金利が0%、インフレ率が2%で実質金利が-2%となります。

米国は利上げが3回~4回とすると名目金利が2.5%、インフレ率が2%で実質金利が0.5%と想定されます。

日米実質金利差が拡大し、ドル円レートは130円まで円安が進みます。

現状の2019年3月期の日経平均ベース予想EPS(1株当たり利益)は1650円程度の予想となっていますが、1ドル=130円になると円安効果だけでもEPSは1900円程度まで増加することになります。

そうするとPER15倍で28,500円、PER16倍で30,400円、PER17倍で32,300円です。

勢いがついてPER21倍まで買われると39,900円ですので過去最高値を更新ということになります。

そうなると貯蓄から投資への流れも加速し、株価上昇が資産効果を生み出し、米国のような好循環になります。

1年で日経平均が60%上昇は大変かもしれませんが、もし達成されればまさにびっくりです。

ダメでも東京オリンピック前には過去最高値を更新してほしいところです。

日本のインフレ率2%達成で財政赤字も実質的に改善

インフレによる好影響は為替や株価だけではありません。

日本にとってはある意味、最も大きな問題である財政赤字も解決します。

インフレになっても国の借金自体は減りませんが、あくまで重要なのは名目GDP対比の借金です。

インフレ率が2%で実質GDP成長率も2%前後と仮定すると名目GDPは4%前後増加するということになります。

1年ではそれ程インパクトがありませんが、これが5年続くだけで20%以上GDPが増加することになります。

もちろん多少は金利も上がるので利払いも増えますが金利が4%になることはないでしょう。

GDP対比では単純計算で20%の財政赤字削減となります。

財政が改善すれば将来の財政支出が可能となり、株価の更なる上昇を後押しします。

2018年がその足ががりになる年になればいいなと思います。

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