投信・ETF(株式型)

SMBC・アムンディプロテクト&スイッチファンド(愛称:あんしんスイッチ)は低調なパフォーマンス

投稿日:2018年6月27日 更新日:

2017/07/28に設定されたSMBC・アムンディプロテクト&スイッチファンド(愛称:あんしんスイッチ)。

プロテクトラインと呼ばれる最低保証ラインをクレディアグリコルが保証するファンドです。

当初のプロテクトラインは9000円で、基準価格が10,600円になるとプロテクトラインが10,000円になり、基準価格が11,111円になるとプロテクトラインが「基準価格×90%」」となります。

一度上がったプロテクトラインは基準価格が下落しても下がりません。

運用はETFを使い国際分散投資を行います。

為替は原則フルヘッジします。

これだけ聞くとすごく良い商品のように感じます。

実際、運用資産残高は2300億円以上と非常に人気化しています。

しかし、設定から1年近く経過しましたがパフォーマンスは低調です。

現在のポートフォリオは下記の通りです。

f:id:gfplite:20180626220559p:plain

先進国株式、先進国国債、グローバル投資適格社債、短期金融資産等の4資産でポートフォリオの大部分を占めています。

しかし、先進国株式を除く3資産の現在の利回りは非常に低くなっています。

f:id:gfplite:20180626221336p:plain

f:id:gfplite:20180626221400p:plain

先進国国債はヘッジコストと信託報酬を控除するとマイナスになります。

グローバル投資適格社債はヘッジコストと信託報酬を控除すると0%前後です。

短期金融資産等も円ヘッジベースにすると0%前後です。

よって、幅広い資産クラスに分散していますが、結果的にリターンは株式からしか期待できません。

ただし、先進国株式と新興国株式を合計しても20%未満ですので、ポートフォリオの期待リターンとしてはかなり低いものになります。

さらにもう1つ問題なのが、マーケットのリスク量に合わせてポートフォリオを調整する点です。

通常、リスク(ボラティリティ)が大きくなると株式を減らし、リスク(ボラティリティ)が小さくなると株式を増やします。

リスク(ボラティリティ)はマーケット下落時に大きくなる傾向があるので、株価が下落すると株式を売却し、緩やかに上昇を始めると買い戻すという行動になりがちです。

これではパフォーマンスを上げることは難しくなります。

SMBC・アムンディプロテクト&スイッチファンド(愛称:あんしんスイッチ)はリスク量のみでポートフォリオを調整しているのではなく、マーケット見通しも判断しながら運用するということなので、そこに期待したいところです。

ただし現状のパフォーマンスは下記の通りです。

f:id:gfplite:20180626221428p:plain

先進国株式が9%程上昇しているので、単純計算でも1%~2%のプラスになるはずですが、現在の基準価格は9,900円前後とマイナスです。

-投信・ETF(株式型)